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凍結道路での危険な急ハンドルは右左折する時だけじゃない

 

雪の積もった道路

凍結した道路での急ハンドルは危険。

こんな話を聞いたことある人は多数いらっしゃると思います。

確かに危険ですね。

スリップするから。

ではそもそも急ハンドルとはなんぞや?という部分なんですが、大半の方は右左折時でのハンドル操作の事だと思っているんじゃないでしょうか?

もちろん、右左折時でのハンドル操作も速度が出てる時に一気にハンドルを回してしまえばスリップする危険が高いので、気をつけるべき重要なポイントなのは確かです。

しかし急ハンドルをしてしまう場面は右左折時だけではないんです。

今回の記事では右左折時以外で急ハンドルをしてしまいがちな場面を自身の体験談を踏まえて紹介します。

記事主はトラックドライバー歴15年で2t〜大型まで経験しました。

記事の内容は技術的な要素は無く、見方考え方だけで安全運転のアドバイスとなれるような内容になってます。

その為、現役プロドライバーさんや長年無事故で運転されてる方には大して有益ではなく、とっくにやってるよとか、知ってるよそんな事って内容かもしれません。

ですが、頻繁に事故を起こしてしまう方や過去に大きな事故を起こしてやや自信を失ってる方、免許を取得して間もない方への参考になれば嬉しく思います。

【記事構成】
・右左折以外で危険な急ハンドルしてしまう場面
・急ハンドルしてしまいスリップした時の体験談
・まとめ

右左折以外で危険な急ハンドルしてしまう場面

これはズバリ車線変更です。

車線変更する時って素早くハンドルを回してしまっていませんか?

この素早くハンドルを回してしまう操作がつまり急ハンドルです。

急ハンドルは危険、そういった認識は持ってはいるけど、右左折時では“ハンドルを回す操作をしている”と認識しやすく気をつけている方は大勢いると思いますが、車線変更時でも“ハンドルを回す操作”をしてますよね。

このわずかな、小さなハンドル操作が素早く行われてしまう瞬間にスリップする危険が生まれるんです。

前の車が遅くて追い越したい時、右折したくて右車線に入りたいけど後ろから車が迫ってきていてその車より先に車線に入ろうとした時など。

そんな時に素早くサッとハンドルを回して車線変更しすぐ戻す、こんな運転操作してる方いませんか?

この運転操作自体は悪いとは思っていません。

道路が凍結しておらず通常平常な道路なら、ノロノロゆっくり車線変更してたら、後続車を戸惑わせるかもしれないし、なんな逆に危なっかしく見えますからね。

ササッと素早く車線変更する必要はあると思います。

とはいえ凍結道路になってる場合だけは話は別です。

素早くハンドルを回してしまう事で、タイヤがスリップしてどこかに衝突してから止まるという事が起きてしまうんです。

この車線変更時でのハンドル操作、これには充分に気をつけてほしいなと思います。


急ハンドルしてしまいスリップした時の体験談

この体験はドライバーになる前の若かりし頃の免許取り立てでの出来事でした。

当時私は、車でちょっと遠出をしておりました。

片道200kmくらいの距離でしたが。

時期は12月、超朝方に出発して時間は忘れましたが空が明るくなり始めた頃なので午前6〜7時の間くらいだったかと思います。

見知らぬ地方の道路で左車線を走らせていたところ、途中からその左車線が左折のみの車線となっていることに気づいたため、咄嗟に車線変更をしてしまいました。

当時の私は道路が凍結していた事に気づいておらずに。

車線変更した瞬間にリアタイヤ(後輪)が派手にスリップしました。

スリップした方にハンドルを回せと聞いた事があったんで右に滑ったらハンドルを右に、左に滑ったらハンドルを左にという操作をしました。

ですが当時はドライバー経験者でも無く所詮素人操作で、右に滑った時にハンドルを全開に右に回し、その瞬間リアタイヤは左に大きくスリップし、慌ててハンドルを左に全開に回したら今度は右にリアタイヤが大きくスリップし、左右交互にこれを繰り返してしまいまるで直線ドリフトみたいな状況に陥りました。

リアタイヤが左に滑ってる時にハンドルを右に回したら車が開店してしまうのはわかってましたが、その左側に障害物(壁)があった為、壁に激突するのを避けようとタイヤが壁のある左にスリップしててもハンドルを右に回してギリギリでかわしました。

しかしそのまま車は半回転しながら反対車線の方へ。

反対車線からは1台迫ってきており、この瞬間『逝った・・・』と思いましたね。

運転操作を諦めて顔を伏せました。

反対車線は3車線あり、対向車は1番左車線へ移動してくれており、自分の車は反対車線の真ん中の車線で止まりました。

対向車だったオッチャンは変な生物を見るような目でこちらを心配そうに見てました。

私は大丈夫を伝える為に親指を立てて「メリークリスマス!」と言ったんですがそっぽむかれてサッサと行っちゃいました。

以上が自身の凍結道路で車線変更した時の体験談です。

このように右左折時では注意をしていても車線変更時ではハンドル操作を意識してなかったって方は当時の自分以外にもいるのでないかなと思い、自身の体験談を含めて記事にしました。

当時の私は幸いにも大きな事故に遭わずに済みましたが、それは車の少ない時間的な幸運と反対車線の対向車が冷静に回避してくれた幸運があったからだと思っています。

こういった事例を知らなかったという方には、この凍結道路における車線変更時の危険性を知っておいてもらえたらなと思います。


まとめ

凍結道路において危険な急ハンドル操作は右左折時だけでなく、車線変更時の時も危険である。

右左折、車線変更だけでなく、ハンドルを回す場面においてはそのハンドルを回す速度は常に意識しておいた方が良いでしょう。

凍結してるかしてないかの見極めは雪国生活経験者じゃないとわかりにくいところもあるかもしれませんが、雪があまり降らない地方でも冬に橋の上や前日夜中に雨が降っていたりした場合、夜走行時に道路がやたら煌めいていた場合などは凍結を疑った方が良いと思います。


それでは皆さん安全運転で。

ではでは〜

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